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3331 Arts Chiyoda がスクール「ARTS FIELD TOKYO」を開校!講義数は約200!?

以前にも紹介した秋葉原の中学校跡を再利用したアートセンター「3331 Arts Chiyoda」。次々と開催される展覧会も注目を集めるなか、今月、スクール「ARTS FIELD TOKYO」が開校しました。アフター5でも受講可能な講義が1枠3,000円から毎日のように開催されるというこのスクール、いったいどんなもの?

講義スペースとなる3331 Arts Chiyoda 1F ラウンジスペース

講義スペースとなる3331 Arts Chiyoda 1F ラウンジスペース

このスクールの気になる内容はというと、3331の立ち上げに関わった各ジャンルの専門家や3331に入居して表現活動に取り組むアーティストなどを中心に、第一線で活躍する講師陣がそれぞれの専門分野について行うという、アートの視点に限らずとも、とても興味深いラインナップ。さらに、今期(9月から翌3月まで)だけで、約200講義を予定しているという講義は1枠からも受講可能なので、仕事帰りに1講義だけ、というスクーリングもできるというわけです。

注目の講義をピックアップ

greenz読者のみなさんには、

「アートと空間の経済学/動くまちづくり」9月10日(金)19:15~20:45
講師:都市生活者の潜在意識の変化に根ざした建築のプロデュース、都市・地域再生プロデュースを行う清水義次氏

「練成中学校から3331ができるまで」10月22日(金)19:15~20:45
講師:3331 Arts Chiyodaの改修設計を担当した佐藤慎也氏

などの講義に興味津々の人も多いのでは?

さらに、アート好きのみなさんにとっては、アーティストや評論家、編集者、キュレーターなどが講師となる下記の講義も要注目。

「アートビジネス戦略編 」
講師:アーティストインタビューや展覧会企画、プロデュースを行う編集者後藤繁雄氏

「東京の仕掛人たち」(9月23日(木)17:15-18:45)
講師:アート雑誌『ART iT』創刊編集長であり、ウェブマガジン『REALTOKYO』及び『REALKYOTO』発行人兼編集長である小崎哲哉氏

そのほかにも、日比野克彦氏(アーティスト)、城多秀年氏(Office KITA代表)、逢坂恵理子氏(横浜美術館館長)、ロジャー・マクドナルド(キュレーター)などなどが登場。

そして、作品づくりはもちろん、展覧会の開催のノウハウを習得したい、アート界でオリジナルのフィールドを開拓したいという「本気系」の人には、3331統括ディレクター中村政人氏、ASYL代表であるアートディレクター佐藤直樹氏などの豪華な講師陣のもと、実際に展覧会を企画、制作、運営する実技授業に加え200講義を制限なく受講できる「プロフェッショナルアーツコース」も。(このコースでは、3331内のスタジオを24時間利用できます!)

廃校跡を利用し、地域活性に取り組む先輩たちやアート界を牽引してきた先輩たちが次の世代へと知識を繋ぐ、新しいスクールとあって注目を集めています。

スクール見学にぴったりのイベント、来週開催!

ARTS FIELD TOKYOに講師として関わる後藤繁雄氏・佐藤直樹氏・伊藤ガビン氏を迎え、3331 Arts Chiyoda統括ディレクター中村政人が司会を担当するというこのトークショー、スクールへ抱くそれそれの講師の想いが聞けるとあって、おもしろそうです。
気になる人はぜひ、足を運んでみて。

ARTS FIELD TOKYO開校記念イベント『まぜるな危険』

後藤繁雄氏×佐藤直樹氏×伊藤ガビン氏×中村政人氏
日程:2010年09月17日(金)
時間:20:00-22:00
料金:無料 ※予約不要
会場:3331 Arts Chiyoda 1F コミュニティスペース

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