世界一受けたい!「みずのがっこう」やってます。

greenz/グリーンズ みずのがっこう

あつい、アツイ、暑い!!!

今年の夏は暇さえあれば何度でも、この言葉を口にしてしまいますね。

今日はそんな日本列島に清涼感を与えてくれる、水のお話。
今年もあの“がっこう”が開校しました。

Think the Earthプロジェクトが昨年よりスタートさせた「みずのがっこう」。「みず」を切り口に地球のことを考えるきっかけを与えてくれる、オープンな学びのプラットフォームです。2年目となる今年は、期間、内容ともに拡大し、10月31日まで、全国各地でバラエイティ豊かな授業が開催されています。

今年はヨガの授業も!

これまで開催した授業を見てみると、映画「ビューティフルアイランズ」の海南友子監督を迎えたトークショー、多摩川の源流を訪ねるトレッキングツアー、NPO法人ピースウィンズ・ジャパンによるスーダンの水事情に関するトークイベントなど、実に幅広い内容となっています。(授業レポートはこちら

そして「みず」と一見関係のないように見えるのが、「スタジオ・ヨギー」を手がける株式会社ロハスインターナショナルとの共催で行われたヨガの授業です。これは、「自分の身体を巡る水を感じて、地球を循環する水のことを考える」というコンセプトで開催されたもの。こんな授業なら、堅苦しくなく、五感で感じ、楽しみながら学ぶことができそうです。

greenz/グリーンズ みずのがっこう

今後も、写真のワークショップ「みずのある風景を撮ろう」や、かわむつ先生の「めだかのがっこう」など、続々と授業が開催される予定です。(授業スケジュールはこちら

全国のららぽーとで出張授業

さらに今年、大きな目玉となりそうなのが、子どもたちのための出張授業「ららぽーと&ラゾーナ川崎プラザ×みずのがっこう」。約1ヶ月間に渡り、ららぽーと全7施設とラゾーナ川崎プラザにて、パネル展示とワークショップが開催されます。

greenz/グリーンズ みずのがっこう

さっそく、最初の開催地アーバンドック ららぽーと豊洲で行われていたワークショップ「レインスティックをつくろう」にお邪魔してきました。これは、南米やアフリカで雨乞いの道具として使用されてきた楽器、レインスティックを、子どもたちが自由な発想で作るワークショップ形式の授業です。

たくさんの子どもたちが集まり、会場は満員御礼

たくさんの子どもたちが集まり、会場は満員御礼

本物のレインスティックはサボテンからできていて、空洞となっているところに針が差し込まれ、小石が入っています。スティックを動かすと針金に小石があたりながら落下していくため、さらさらときれいな音が出るのです。

ワークショップでは、紙でできた筒から、子どもたちが自分だけのレインスティックを作っていくのですが、時々スティックを揺らして「海の音がする!」「川が流れてる音!」と、その音の不思議にみんな興味津々といった様子でした。

サボテンの木からできたレインスティック!心地よい水の音がします。

サボテンの木からできたレインスティック!心地よい水の音がします。

このワークショップには、一切水を使いません。でも、この場には確実に「みず」という存在があり、子どもたちが五感を使って水を感じるきっかけとなったことでしょう。

気候変動から「水の循環」を感じるきっかけ作りを

「みずのがっこう」を主催するThink the Earthプロジェクトの風間美穂さんによると、今年は「水の循環」を深く意識した授業作りをしているとのことです。家単位、街単位、地球単位で巡っている水。その循環を感覚として捉えるきっかけを与えたいと言います。

その背景には、今年の猛暑、豪雨など世界中で起こっている気候変動があります。今、これらの現象が連日のように報道されることにより、「水」を通して環境問題が見えやすくなってきていると言えます。地球上の水の総量は変わらないのに、バランスが崩れている為に起こる気候変動。それが「水」という形で可視化されている今、一歩深く考えてみるきっかけを作ることは大きな意味を持ってくるでしょう。

多摩川の源流を訪ねる笠取山トレッキングの様子

多摩川の源流を訪ねる笠取山トレッキングの様子

Think the Earthプロジェクトは、毎年この時期、“水を通じて地球を考える”プロジェクトを続けてきました。スタートしたのは7年前。当初はマイボトルユーザーを応援するキャンペーンとして、飲み水としての水を考えるきっかけ作りを、イベントと言う形式で行っていました。そこからさらに一歩深く踏み込み、授業という形式にシフトしたのが昨年。地球環境や人々の意識の変化とともに、キャンペーンの形も変わってきているのです。

「水について伝える人」を増やすこと

そしてもうひとつ。今年は「水について伝える人を増やしたい!」というThink the Earthプロジェクトの思いが形になりそうです。みずのがっこうは、実は生徒だけではなく、先生も募集しています。様々なバックグラウンドを持った方が、この場においては先生となり、ご自身の経験や知識を活かして子どもたちに水について伝えているのです。実際、私がお邪魔した授業の先生も、普段は別のお仕事をされている方でした。「伝えたい」という想いを表現できる場としても、みずのがっこうは限りなくオープンなのです。

「水について伝える人」も増えています

「水について伝える人」も増えています

今年は期間中、約1000人の子どもたちが参加する授業で、延べ100人にも及ぶ「伝える人」が生まれる見込みだとのこと。「学ぶ人」から「伝える人」へ。この変化がどのようなつながりを生んでいくのか、来年以降もますます楽しみです。

「みずのがっこう」inららぽーと豊洲 フォトレポート

筒状の紙に、らせん状に針金を通します。これが音の出る秘密。

筒状の紙に、らせん状に針金を通します。これが音の出る秘密。

思い思いの飾りをつけていきます。みんな真剣!

思い思いの飾りをつけていきます。みんな真剣!

自分だけのレインスティックが完成!

自分だけのレインスティックが完成!

自慢の作品ができたよ!

自慢の作品ができたよ!

作品といっしょに笑顔でパチリ!

作品といっしょに笑顔でパチリ!

少し離れた通路には、水や地球環境に関する展示も

少し離れた通路には、水や地球環境に関する展示も

この夏、水に関して少し考えを深めてみたい方、そして、子どもと一緒に楽しみながら学びたい方、さらには教えてみたいという方も、まずはお近くの授業に足を運んでみてはいかがでしょうか。

授業に参加してみよう!