一難去ってまた一難。加計呂麻ばかりか奄美大島までハゲ山に!?

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Creative Commons. Some Rights Reserved TANAKA Juuyoh (田中十洋)

4月1日、南日本新聞にて加計呂麻島のチップ工場建設計画が一時凍結されたと報じられました。

ことの発端は今年の1月住民説明会にて、加計呂麻島の半分近く(47%)を35年かけて伐採し木材チップにするという計画が発表されたというもの。雇用の促進、森林の若返りなどの効果があるという企業側の説明でしたが、「にほんの里100選」に選ばれ地域住民の大切な水源地となっている森を伐採するという大それた計画に、住民側が大反対。twitterなどを通じた大反対運動が起きたことから、計画をリードしていた大東海運産業株式会社が事業の「一時凍結」を発表しました。

ですがその「一時凍結」は「反対運動が沈静化し次第、再開する」というきわめて危ういもの。反対派の「森林伐採に反対する加計呂麻住民の会」とその支援者達は引き続き警戒をしていましたが、先日からチップ工場を奄美大島に作ろうとする動きがスタートしています。


こちらの日記にある通り、約5ヶ月間に渡って加計呂麻島に放置されていたチップ工場の建築資材は6月22日に撤去されました。ですがその行き先はすぐ近くの奄美大島。

奄美大島では4月末に山間集落にてチップ工場建設への理解を求める説明会が行われ(その模様はコチラを)、続く5月18日には奄美市役所にチップ工場建設と森林伐採に関する概要の説明に訪れています(詳細はこちらの日記を参照ください)。

そのいずれも加計呂麻島と奄美大島の森を大規模に伐採し、新たに建設したチップ工場でチップにするという従来通りの計画となっています。奄美大島にはマングローブの原生林や絶滅を危惧されている希少野生動植物がたくさん生息しています。また保水地としての機能の低下など、奄美が当然被るであろうデメリットについての対応はほとんど行なわれていません。

これらの動きに対して6月12日には「奄美の自然と景観を守る会」が発足しましたが、6月23日にはその奄美大島に加計呂麻島から撤去されたチップ工場建設機材がそっくり搬入されました。(それに関する写真入り記事はコチラ

写真で見る通り、機材が搬入されたチップ工場予定地ではすでに工事が始まっている模様。奄美大島全体の問題に発展したこの計画を何とか阻止するべく、「森林伐採に反対する加計呂麻住民の会」と「奄美の自然と景観を守る会」は急遽全国に反対署名を募ることになりました。

急ピッチで進む工事を阻止するには短期間でたくさんの署名が必要です。現在公式サイトでは署名用紙(その1その2 pdf版。jpeg版もコチラにあります)をウェブで配布中。署名用紙を置いてくれるお店の情報も募集中です。

この問題に関するtwitterのハッシュタグは#saveamamiと、#savekakeromaです。

奄美や加計呂麻島の大自然に癒された人も全国にたくさんいるはず。今こそ森に恩返しをするまたとない機会ではないでしょうか。

加計呂麻島チップ工場問題最新情報を知る。

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「奄美の自然と景観を守る会」の最新情報

チップ工場の運営を予定している株式会社奄美チップセンターの親会社について