野中ともよさんも呼びかけ!持続可能な世界へシフトする活動「WorldShift2012」

Bookcover of "WorldShift2012"  Photo by Yukiko Matsuoka

2009年9月9日、世界の賢人たちがロンドン・大英博物館(British Museum)で一同に会し、持続可能な未来に向けた宣言「WorldShift 2012」を発表した。2012年末までに平和で持続可能な世界を実現すべく、政治・ビジネス・社会、そして個人ひとりひとりが、既存概念の殻を打ち破り、世界が抱える課題の解決にアクションを起こそうというポジティブなムーブメントがいよいよ幕を開けたのだ。

「WorldShift 2012」は、ハンガリーの学者アーヴィン・ラズロ(Ervin Laszlo)博士が著書「WorldShift 2012: Making Green Business, New Politics, and Higher Consciousness Work Together」の中で唱えている持続可能な時代に必要な価値観・枠組み・システムをベースとし、彼の理論を実践的に広め、持続可能な未来の実現につなげようという発想から生まれた。現在、私たちは、気候変動や環境破壊、経済不況に貧困問題、食糧不足や水不足、資源枯渇の危機など、深刻な課題を多く抱えている。「WorldShift 2012」では、政治・経済・コミュニティ・個人それぞれが、これらの課題を正しく認識し、これを解決しようとの意思を新たにし、実際の行動につなげるよう呼びかけている。今後は、啓発活動とともに、「WorldShift Fund」や「WorldShift Finance」といった資金支援の仕組みも立ち上げていく方針だ。

チェンジはヒトのマインドによって起こる

ラズロ博士は、以下の動画の中でこう語り、既存の概念から脱却し、新しい方向や目標、マインドへの主体的なシフトの必要性を説いている。また、自然との共生や調和を重んじてきた日本古来の文化や風習に触れ、今こそ、「和」の価値観を最新の技術や知識と融合させるときだと訴えている。

アーヴィン・ラズロ博士 ~ワールドシフトとは何か~ from DP lab on Vimeo.

「World2012」に関する活動としては、日本でも野中ともよさんがリーダーとなり、「ワールドシフトネットワークジャパン」が立ち上げられた。「World2012」の考え方を日本でも広く発信するため、出版プロジェクトやウェブサイトを通じた情報発信など、具体的な活動を展開していくそうだ。野中さんからのメッセージは以下の動画でどうぞ。

課題山積の困難な時代ともいわれる昨今だが、これは新しい価値観や方向性を生み出す貴重なチャンスでもある。「WorldShift2012」は、「何をどう考え、どのように行動していくか?」を政治・ビジネス・社会の分野に、そして私たちひとりひとりに改めて問うているともいえるだろう。

今、この瞬間、ちょっとあなたも考えてみてほしい。
もしあなたの力で世界を変えられるとしたら、あなたはどんな世界を望みますか

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