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ジャック・バウアー喜ぶ!『24~トゥエンティフォー』、シーズン7でカーボンニュートラル達成!

熊谷 桃子 2009/11/25



greenz/グリーンズ 24hours
アメリカの人気テレビドラマ『24~トゥエンティフォー』が先月、約2年ぶりに日本のお茶の間に帰ってきた。なぜそれをgreenzで紹介するのかって?実は、今回のシーズン7は、アメリカ初となるカーボン・ニュートラルTV番組なのだ。

気候変動問題を24時間で解決することはできないけど、省エネ意識をもって撮影をすることで、問題解決に貢献をしているんだ。

と語ったのは、『24~トゥエンティフォー~』のスター、キーファー・サザランド

動画は以下から。


24 Going Green PSA – Kiefer Sutherland

Shira | MySpace Video

『24~トゥエンティフォー~』のカーボン・ニュートラル化をサポートしたコンサル会社ClearCarbon Consulting社が公開している報告書によると、気候変動対策へのコミットメントを示したFox社の最初の1歩は、番組制作によって排出される温暖化ガスの量の数値化。結果、従来どおりシーズン7を制作した場合、CO2換算で約2,200トンの温暖化ガスが排出されることが分かった。うち52%は、車両による人や機材の移動や特撮、そして撮影現場でのジェネレーターによる発電によるもの。その次に大きな割合を占めるのは、事務所や撮影所での電気消費による排出量(44%)だった。

この結果を踏まえて、『24~トゥエンティフォー~』制作チームはまず、最大のCO2排出源である車両に着眼した。撮影に使う車両をバイオ燃料で走る車やハイブリッド車に変えて、ガソリンを約4,900リットル節約された。これは、中型車両1台がロサンジェルスからニューヨークまで移動する際に消費するガソリン量の10倍に当たるという。

電気使用による温暖化ガス排出量は、再生エネルギー購入によってカーボンオフセットした。そのオフセット量は、CO2換算で約940トン。残り約1,240トンの温暖化ガスは、自主参加型の炭素取引基準(VCS)を満たす炭素クレジットの購入によってオフセットした。

かくして、『24~トゥエンティフォー~』は、カーボン・ニュートラルになった。Fox社は、この取り組みによって、同業他社に対して見本を示すと同時に、視聴者の環境意識を高めたい、としている。次にどんなカーボン・ニュートラル番組が続くのか、楽しみだ。

『24~トゥエンティフォー~』のCO2排出量を算出するときに用いられたGHGプロトコルとは?

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ライター紹介
熊谷 桃子

熊谷桃子(Momoko KUMAGAI)。子供の頃の夢は獣医になること。その夢の実現を目指して15歳でオーストラリアに単身留学。大学入学後、自分は理系ではない、と悟る。同時に、環境・社会問題に興味があることに気づき、環境生態学を学ぶ。卒業後帰国し、国連大学インターン、国際協力NPO職員、環境・CSR経営コンサルタントなどを経験。2006年末、チェコ共和国の世界遺産都市チェスキー・クルムロフを訪れ、その美しい街に恋に落ちる。帰国直後に見つけたチェコ共和国大使館の奨学金に応募・合格し、2007年10月よりチェコ共和国カレル大学に留学。チェスキー・クルムロフにおけるコミュニティ発展および欧米におけるコミュニティ・スクール活動について学ぶ。現在に至る。帰国後は、『地域』を『コミュニティ』に変える組織の設立を目指す。人生の目的は、自分の強みを活かして社会に貢献すること。