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ビジネスパーソンが社会貢献できる最も効果的な方法!?“プロボノ”ついに日本上陸!

greenz/グリーンズ probono

“PROBONO(プロボノ)”という言葉をご存知だろうか。

ラテン語の「Pro Bono Publico」(公共善のために)の略で、「プロボノ」。ビジネスパーソンや専門家が自身のスキルを生かして社会貢献することを意味する。

例えば弁護士の方が行う無料法律相談、などがその一例。一般的なボランティアと違い、既に人が持ち合わせている専門スキルを生かすという考え方なので、より効果的に社会とかかわり、付加価値の高いアウトプットを生むことができるのだ。アメリカでは弁護士に対し、年間50時間以上のプロボノ活動を行うことが推奨されているし、日本でも弁護士会によってはプロボノ活動を義務としていることもあるという。


さて、2010年は“プロボノ元年”らしい。

米国など海外で行われているプロボノ活動を、日本に本格的に上陸させようという動きがにわかに活発化しており、12月5日(土)には、日本のプロボノ先駆者たちが集うフォーラム“Hello, PRO BONO”が開催される。

まずは総合司会を務めるファッションジャーナリスト生駒芳子さんからのメッセージを動画で見てみよう。

生駒さんがおっしゃるとおり、プロボノは弁護士や医者など専門性の高い人だけのものではなく、より多くの人々が社会貢献に関わることができる仕組みだ。営業、企画、総務、人事、広報などあらゆる仕事のノウハウは社会貢献活動に活かすことができる。普段の仕事で培ったスキルが、別の場所でも即戦力として活かされるので、仕事が忙しくてボランティアに割く時間がない、なんて人にとっては、むしろボランティアに参加しやすくなるといえるだろう。

また、当然であるがプロボノ活動によって支援されるNPO・NGOなどの組織にとってもそのメリットは大きい。組織運営者の悩みは、アイデアはたくさんもらうのに、それを実行に移してくれる人がいないことだと聞いたことがあるが、プロボノ活動はこれを解決する力になり得るだろう。事務作業や企画立案、営業など、実務がプロボノによって動き出せば、成果物をコミットでき、組織に実行力が伴ってくるのだ。

greenz/グリーンズ probono
プロボノフォーラム“Hello, PRO BONO”

さて、注目のフォーラムには、知花くららさん(モデル・リポーター)、小黒一三さん(ソトコト編集長)、兼元謙任さん(株式会社オウケイウェイヴ 代表取締役社長)、嵯峨生馬さん(NPO法人サービスグラント代表理事)などが集い、プロボノの基礎からノウハウ、今後の展望まで、来場者も参加できる形式のトークセッションが展開される予定。どれも見逃せない内容となりそうだ。最新情報はホームページのチェックをお忘れなく。

まもなくプロボノ元年。忙しい日本人でも、仕事と社会貢献の両方に無理なく参加する新しい生き方が、いよいよ本格的に広がりを見せていくことだろう。その先に見える幸せのカタチとは?

ぜひ会場へ足を運び、新時代の目撃者となろう!

プロボノフォーラム“Hello, PRO BONO”
■日時・場所
2009年 12月 5日(土)14:00~17:00 ラフォーレミュージアム原宿にて開催

■プログラム  13:30開場/14:00開演 ※注:プログラムは変更になる可能性があります。
 ●セッション1/プロボノを知ろう
 ●セッション2/いま求められているものは何か?
 ●セッション3/時間を使って成果を生み出す
 ●セッション4/知恵を使って人を助ける
 ●セッション5/プロボノから見えてくる、2010年的ワークライフスタイル

■ブース紹介
 ●NPO法人ETIC.
 ●環境パートナーシップ会議
 ●NPO法人サービスグラント

■参加申込・参加費用
プロボノフォーラムは、「要事前予約・寄付制」とさせていただいております。
ご参加には、参加申込フォームからの事前予約が必要です。

■お問い合わせ
特定非営利活動法人 サービスグラント
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-6-3-502
電話 03-6419-4021
probono1205[at]svgt.jp
※ メール送信の際は、[at]の部分を@に置き換えて送信願います。

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