ISSUE エネルギー

5 years ago - 2009.08.20

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今さら聞けない”R水素”入門編! R水素が世界を変える10の理由とは

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こんにちは、グリーンズのクリエイティブディレクター/R水素ネットワーク理事のYOSHです。

グリーンな仕事が世界を変える」「おカネが変われば世界が変わる」「オープンソースが世界を変える」など、”世界を変える○○”って、探すとたくさん見つかりますね。みなさんは何が思いつきますか?

グリーンズはひとつのアイデアとして、「エネルギーが変われば、世界が変わる!」と考えています。そして中でも大注目しているのがR水素!最近グリーンズとほぼ同じメンバーでR水素を広めるNPO”R水素ネットワーク“を設立し、具体的なプロジェクトもいくつか動き始めました。

とはいっても、水素そのものもまだまだ聞き慣れないし、ましてRってどういうこと?という方がほとんどでしょう。そこで、R水素はそもそも何なのか、いったい何がスゴイのか、簡単にまとめてみました。

※こちらの関連リンクも合わせてどうぞ。


水素って?Rって?

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元素記号Hで知られる水素は、宇宙で最も豊富にあり最も軽い元素です。水(H20)、プロパン(C3H8)、アンモニア(NH3)など身近なものにも水素は多く含まれていますね。実は太陽エネルギーも、水素とヘリウムの核融合から生み出されてます。

水素はエネルギーを貯めたり、つくることができます。身近なところでは、ガソリンの代わりに燃やしてクルマを走らせることなんかも!十分に水素が供給されれば、銭湯をわかすこともできますね。

そうやって燃料として使っても、電気と水とごく微量の窒素しか発生しないので、枯渇しないサステナブルなエネルギー源とされています。


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そしてRであることも重要です。R水素の”R”はリニューアブル(再生可能)の意味で、原子力や化石燃料を使わず、太陽光や地熱など枯渇しない自然エネルギーを使ってつくった水素のことです。


化石燃料社会の不都合な真実

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さて、ここで知っておきたい化石燃料にまつわるトリビアをご紹介させてください。

まずは「北極から東京へ、天然ガスが輸入されている!」ということ。これは、NHKドキュメンタリーなのですが、温暖化で氷が少なくなった北極海で、地下資源の開発競争が始まったという内容です。しかも2008年から北極産天然ガスが横浜に輸入され、東京の家庭へ供給されているというのです。


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次はガソリンが本当はいくらなの?という話。ある調査によると、約150兆円もの余計なお金が、ガソリンを安くする=隠れたコストをごまかすために使われているそうです。

税金を使って、市民が化石燃料社会をサポートするように、現在の社会構造はできていたんですね。


エネルギーは生命が活動する上で絶対に必要なものです。それなのに、現状では化石燃料や原子力などエネルギー源が限られてしまっているのが、争いの根本的な問題と言えるのではないでしょうか。

また、わざわざ北極から天然ガスを持ってきたり、助成金を出して石油業界をサポートし続けると、結局エネルギー消費量は増えるばかりで、地球規模の気候変動は収まらないでしょう。

今こそ、化石燃料に代わる代替案が必要なのです。


R水素が世界を変える10の理由

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そこで地産地消でつくれる、枯渇しないエネルギー”R水素”の登場です!

一言で言うなら、R水素社会では「エネルギーを争う必要がなくなる→戦争がなくなる→貧困や難民がなくなる→みんなハッピーになる!」というポジティブなループが始まる可能性があるのです。

それが「R水素が世界を変える10の理由」です。ひとつずつ見てみましょう。

1. R水素社会になると、枯渇しないエネルギーを地産地消できる
→ R水素のスゴいところは、この一点から始まります

2. R水素社会になると、一極集中型から分散型へ社会構造が変わる
→ インターネットによって草の根メディアが活気づいたようにエネルギーも分散化!

3. R水素社会になると、政治が身近になる
→ エネルギーなどの既得権益がなくなって、もっと政治がオープンに

4. R水素社会になると、火力発電所や原子力発電所が減る
→ エネルギーを必要なだけつくることができれば、大規模な発電所は役目を終えるかも

5. R水素社会になると、戦争が減る
→ 今の戦争の大きな原因、石油や天然ガスをめぐって争う理由はなくなる!

6. R水素社会になると、難民や貧困が減る
→ 戦争が減れば、それに起因する戦争難民の数も減る!

7. R水素社会になると、空気がきれいになる
→ 水素はガソリンなど化石燃料の代わりになれる貴重なエネルギー源です

8. R水素社会になると、世界中のクルマをエコカーにできる
→ 中古車をエコカーにするために、水素を燃やして走る水素エンジンカーにコンバージョンしてはいかがでしょう

9. R水素社会になると、グリーンな雇用が生まれる
→ ビジネスを通して環境問題に取り組む新しいグリーンジョブがいろいろ生まれる

10. R水素社会になると、意識がポジティブにシフトする
→ 有限のものを争う必要がなくなることは、ココロに余裕を生み出します。これが一番大事


まとめ 〜 2分でわかるR水素

と、入門編と言うことで長くなってしまいましたが、今までの話をまとめた映像「2分でわかるR水素」もご用意したので、合わせてご覧下さい。



ここまで読んでいただきありがとうございます。

何だか奇跡のように聞こえるR水素ですが、コストや技術面など壁はまだ課題もあります。でも重要なことは、未来のテクノロジーではなく、やろうと思えば今からすぐ出来るテクノロジーだということです。

NPOとしても様々な事例やデータを収集し、自然エネルギーや水素の研究に取り組むプロフェッショナルをつなげていくことで、可能性を広げていきたいと思っています。もしR水素に興味が出たら、ぜひR水素を広める仲間になっていただける方も募集中!「遊園地がR水素で動いたらホントに夢みたいですね。メリーゴーランドとか、子供達にエネルギーのことを教えるのにも、ピッタリ!」といった応援の声も集まってきています。

というわけで、みなさまからのご連絡をお待ちしています!今後ともどうぞ、宜しくお願いします。

もっと知りたいかたは
R水素ネットワーク 公式ページ

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R水素は、水の中にある水素をパートナーにすることで再生可能エネルギーのポテンシャルを高める、持続可能なエネルギーのかたちです。 NPO法人R水素ネットワークの公式ウェブサイトはこちら

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