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7 years ago - 2009.07.29

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ソーラーパネルに無料WiFiも付いた、サンフランシスコの最新型バス停がスゴイ

Photo by Inhabitat

Photo by Inhabitat

2009年5月サンフランシスコに、屋根のソーラーパネルで自家発電し無料でWiFiも利用できる、新しいバス停が設置された。

このバス停、写真でも分かるように赤い波形の屋根が印象的。これは、太陽がどんな角度にあっても効率的に太陽光をソーラーパネルに取り込めるように、このようなデザインになっているらしい。このソーラーパネルで発電した電力を、バス停のLEDに使ったり、無料WiFiサービスに利用したりしているのだ。余った電力は市内のグリッド(送電線網)に戻され、無駄無く利用できる仕組みになっている。なんという画期的なシステム!

Photo by Streetsblog San Francisco

バス停には2つのモニターが設置してあり、1つはMUNI(ミュニ=サンフランシスコ市内の主要交通機関:バス・路面電車・ケーブルカー・地下鉄)情報、もう1つは視覚障害者用のモニターになっている。また、落書きやいたずらがし難い素材を利用しており、バス停のメンテナンス費用も極力抑えられるよう設計してある。

サンフランシスコは、この素晴らしい最新型バス停を、2013年までに市内に1100箇所設置する予定だそう。

サンフランシスコ市には、市内全域に無料のWiFiを敷設する計画があり、このバス停の設置もその計画の一環なのだろう。バス停は市内に網の目のようにあるので、すべてに無料WiFiが設置できればかなりのエリアを網羅できる。2007年9月に市内全域無料WiFi化計画への協力を約束していたアースリンクが撤退を表明したが、市は「アースリンクの徹底は残念だが、これで推進力を失うつもりはない。無料WiFi計画を継続し完成させる。」と表明しており、その言葉通り着実に計画を推進しているようだ。

以前greenzでも紹介したように、サンフランシスコ市はソーラーパネルの設置にも意欲的。他にも、市民からの苦情や要望をTwitterで受付けたり、ブログやFacebookやYouTubeを市政に活用したりと、これからの時代のモデルとなりそうな、先進的な取り組みが盛んな都市なのである。

これからのサンフランシスコの名物は、路面電車じゃなくてバス停の方になるかもしれませんね。

サンフランシスコ市の最新情報をTwitterで入手してみよう

writer ライターリスト

的野 裕子

的野裕子(Yuko MATONO)。福岡生まれ。大学入学をきっかけに東京に住み、数年前に福岡に戻る。サイトデザイン、コンテンツプランニング、サイトマネージメントなど、WEBサイトに関わる仕事を生業にしてきた。理に適っているデザインが好き。ユーモアのあるデザインも好き。そういう心あるデザインの良さをもっと人に伝えていきたくて、次第にWEBサイトで文章を書き、情報を配信することが中心となる。2006年にアシュタンガヨガを始めてからは、生活のあらゆる場面でのチョイスが、シンプルで無理と無駄のないものとなってきた。荷物は軽く、心も軽く、ヨガを通じて旅を続ける毎日。

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