カンヌ広告祭2009のソーシャル広告(3)ポスターだって、進化する!!

カンヌ広告祭のソーシャル広告、
メディア・ライオンの続きです。

●THE CORAL CEMETERY(THE GREEN PARTY)

green

海の上に、たくさんのお墓が並んでいます。
これは珊瑚のお墓。
温暖化で死んでしまった珊瑚のお墓です。

珊瑚の死骸というのはふつう
海の底にあって見つけられないものです。
なので、海の上に墓をつくることで、
そこのとを知らしめてるんですね。

冗談みたいですが、
バカにできないインパクトがあります。

メディアライオンにつづいて、
屋外広告の「アウトドアライオン」の優秀作。

●Boomerangs(Greenpeace)

nuclear

IN FRANCE, WE DON’T POLLUTE.
WE USE NUCLEAR ENEYGY.

(フランスにいる私たちは汚染されない。
 核燃料を使っててもね。)

ふだん考えることとかやっていることが
環境破壊として自分の身に返ってくる
ということを「ブーメラン」で表現。

核のほかに、シリーズでこんなものもあります。

「私はコンピューターをスタンバイモードに
 したまんまにすることが多いです。
 だって、つけたり消したりするのは面倒ですから。」

「まず、経済危機をなんとかすること。
 環境のことなんか考えるよりもね。」

自分に返ってくるというのは言葉では
よく言われる概念ですが、それを伝える手段として
ブーメランをもってきたところがうまいですね。

●It’s your turn.(WWF)

turn1

trun2

自然のもとと、それを材料につかった製品が
オセロで拮抗しているような絵。
そして、メッセージは、

It’s your turn.
Visit WWF.sg

(次はあなたの番です。
 WWFシンガポールのHPをご覧ください。)

環境問題に関して、自分にも責任が
あるんだということを
ユーモアある表現で伝えてるんですね。

●Shan Shui Environmental Art(CEPF)

shanshui_2
以前アドフェストの受賞作として
ご紹介した「shan shui」は、
カンヌでも受賞しています。

●EYE TRACKING(AMNESTY)

eye1

eye2
eye11
これは、人の目線で反応する広告です。
ポスターのほうを見ているときには、
仲良く笑っているカップルの絵になります。
そして、目をそらすと、
女性が男性に殴られる絵に変わります。

メッセージは、
“IT HAPPEN WHEN NOBODYS IS WATCHING.
HELP US IN OUR FIGHIT AGAINST
DOMESTIC VIOLENCE.JOIN US AT WWW.AMNESTY.DE.”

(それは、誰も見ていないときに起きている。
私たちといっしょに、
ドメスティック・バオイレンスと戦いましょう。)

スゴい技術があるんですね~。
子どもが見たら絶対に泣きます(笑)。