グリーンビジネス

電気バスがいよいよ実用化へ。“新環境都市”ユーカリが丘でただいま実証実験中!

池田 美砂子 2009/05/22



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かわいらしいイラストとちょっと変わった形が印象的なこちらのバス、実は100%電気で走っているんです。実用化に向けて、ただいま実証実験中!

電気バスの実証実験が始まったのは“考える街”というキャッチコピーで、持続可能な地域社会を目指した街づくりを行っているユーカリが丘千葉県佐倉市にあり、都心まで1時間以内のアクセスや駅前ショッピングという利便性の高い都市機能豊かな自然環境、さらに子育てに欠かせない充実の教育環境、その全てを兼ね備えた“新環境都市”として注目されている。

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緑豊かなユーカリが丘の風景

この街には山万ユーカリが丘線という排気ガスや騒音のない新交通システムがあり、全ての家が最寄り駅から徒歩10分圏内という利便性を実現している。これが街の公共交通の中心として利用されているのだが、少子高齢化にあたり交通機関の再構築計画が進められてきた。そこで登場したのが、有毒排出物がなくCO2排出量の削減にも有効なこの電気で走るバス。サブ交通システムとして、便利なだけでなく環境性能にもこだわって提唱されたコミュニティバスは実用化に至る事ができるのだろうか?

今回の実証実験は、ユーカリが丘の開発会社である山万早稲田大学昭和飛行機工業の共同で実施されている。4月24日から5月24日の1ヶ月間、2台のバスを5路線(バス運行距離は5kmに制限)で走行し、だれでも無料で乗車可能とした。住民アンケートなどにより、利用状況やコストを検証し事業化を目指す考えだ。

今回の実験で注目されるのは、2台のうち1台に採用された“非接触型急速充電”という充電方式。日本で初めて採用されるこの充電方式は、通常の接触型充電によりバッテリーが老朽化してしまうのを保護する役割を果たす。充電用コイルの上に車体を乗せるだけでバッテリーに付加をかけず、しかも簡単に充電ができるという画期的なシステムだ。

この充電設備をバスの基点となる場所に整備することにより、お客さんの乗降中にも充電が可能となる。一日に何度も充電を行うことができるため、バッテリーを多く搭載する必要がなく、軽量化と低コストを実現したことも実用化に向けた大きな前進と言えよう。

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電気バスでお買い物、なんて日も間近?

通常ネックと考えられている充電インフラも、コミュニティバスという限られた範囲を走る交通機関では、このシステムの採用により実用化は目前と言えるかもしれない。

騒音も少なく静かで快適な電気バスは住民の評判も上々な様子。ついに電気バスの実用化となるか?“新環境都市”ユーカリが丘の挑戦を期待をもって見守りたい。

電気バスに乗ってみたい!実験の詳細はこちら

ユーカリが丘って?街の全容をチェック!

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ライター紹介
池田 美砂子

池田美砂子(Ikeda Misako)。愛知県出身、茅ヶ崎在住。大学卒業後、電機メーカーのSEとして勤務中に気象予報士を取得し、気象業界へ転職。メディア向け気象情報のコンテンツプロデュースを手がける。現在は気象から環境、サステナビリティへとテーマをシフトし、フリーライターとして取材に執筆に勤しむ日々。茅ヶ崎で海のある生活をのんびりと楽しみながら文章を書き、ハイタッチ隊、green drinks Shonanの活動にも参加中。今のテーマは、インタビューにより人の想いを伝えること、現場に足を運び、場を伝えること。

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