木の上のおうち「ecocoons」でリアル巣ごもり!?

ecocoons: Copyright © 2008 Mathieu Collos (designboomホームページより抜粋)

ecocoons: Copyright © 2008 Mathieu Collos (designboomホームページより抜粋)

子供のころ、木登りした経験はないだろうか?

木の上から普段見ることない景色にわくわくしたり、心地よい風に触れて空にちょっと近づいた気分になったりした。そんな子供のころの夢の場所が、将来、私たちの家になるかもしれない。今日は木の上のプレハブ式家屋「ecocoons」を紹介しよう。

まずは、ロンドンの建築家・Mathieu Collosが現在設計に取り組んでいる「ecocoons」の様子を、以下の動画でどうぞ。

「ecocoons」は、木の幹に絡まる五角形の2階建て家屋だ。「スプリットレベル」(1階と2階の中間に玄関を設置する建築方法)で各フロアが最大限広くなるように設計され、大人2人が生活できるスペースを確保。各部屋には窓があり、異なる自然の風景を眺めることができる。また、環境に配慮し、雨水収集装置や排水浄化システムが備えられ、バイオマスエネルギーを活用されているように、生活インフラには持続可能性の高いものが導入されている。

”木のおうち”といえばツリーハウスが有名だが、「ecocoons」がこれと異なるのは、木よりも軽い建築材を使用することで主柱となる樹木への負荷を軽減している点だ。また、多角形に切った断熱パネルで簡単に建設できる仕組みになっているため、工期が短くて済み、効率的に建築できる。

「ecocoons」の実用化においては、エコホテルへの応用などが検討されているという。ユニークでエコロジーな住体験を人々に提供するという、新しいエコツーリズムの形になるかもしれない。また、別荘としての活用もどうだろう。都会で多忙に過ごす日常を離れ、週末に自然の中で”リアル巣ごもり”なんて、ちょっと贅沢で素敵な暮らし方ではないだろうか。