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道端のポールからスクーターが…なんじゃこりゃ!?

的野 裕子 2009/04/15



greenz/グリーンズ Electric Scooter Sharing

鼻歌まじりにフフフ〜ンと歩きながら,
道端のポールからカチャッと外して
ブィーンと走り去って行く

さて、これは一体何でしょう?

答えは、電動スクーターシェアリング「Link Urban Scooter System(リンクアーバンスクーターシステム)」でした!

こんなスーパークールで、エコロジカルで、便利なモジュールは、一体どこにあるの!?と思うでしょ。

これは、オーストラリアのデザインアワード「James Dyson Award」に出品された、Anton Grimesさんの作品。歩行者中心の町づくりのための「Sydney 2030計画」に合わせてデザインされたもので、残念ながら、まだ実用化されている物では無いのだ。

このLink Urban Scooter System、オーストラリアの街中にある「Streetscape Smart Poles」というポールを改良してデザインされている。ユーザーは、軽くてコンパクトな電動スクーターをポールから取り外し、行きたい所まで乗っていき、着いた先でスクーターをまたポールに戻すという仕組み。

オーストラリアは、2000年のシドニーオリンピック開催にあたって、信号機や標識や街灯など道路のインフラを1つに集約するために、街の景観と機能の両面を兼ね備えたデザインのStreetscape Smart Polesを採用した。

そんなハイパーなポールが街中にあるお陰で、Link Urban Scooter Systemは新しくユニットを作るコストを掛けずに、至る所に設置することができる。ポールには電源と通信機能が備えてあるので、スクーターのチャージも可能。実現に向けての条件はかなり揃っているように思える。

問題となりそうなのは安全面。スクーターの速度は時速16キロまでしか出ないように設計されているが、ヘルメットの着用や、免許の必要性、走行レーンはどうするかなど、交通法規に関する課題が残る。逆に言うと、それらがクリアになれば、実用化は意外と早いのかもしれない。

こういう秀逸なデザインやアイデアが、絵空事でなく実現するようになっていったら、本当に世界が変わっていくような気がする。何とも実用化が待ち遠しい一品です。

[via PSFK]

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ライター紹介
的野 裕子

的野裕子(Yuko MATONO)。福岡生まれ。大学入学をきっかけに東京に住み、数年前に福岡に戻る。サイトデザイン、コンテンツプランニング、サイトマネージメントなど、WEBサイトに関わる仕事を生業にしてきた。理に適っているデザインが好き。ユーモアのあるデザインも好き。そういう心あるデザインの良さをもっと人に伝えていきたくて、次第にWEBサイトで文章を書き、情報を配信することが中心となる。2006年にアシュタンガヨガを始めてからは、生活のあらゆる場面でのチョイスが、シンプルで無理と無駄のないものとなってきた。荷物は軽く、心も軽く、ヨガを通じて旅を続ける毎日。