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7 years ago - 2009.01.15

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一石二鳥、いや三鳥!?脂肪を燃やしながら発電する、世界で唯一のフィットネスジム

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Vanderpoel

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Vanderpoel

何かとイベントの多い年末年始は、ついつい食べ過ぎに飲み過ぎになる季節でもある。宴が終わって我に返ると、メタボなお腹にショックを受けて、ジムでワークアウトに励む人も多いだろう。でもね、ジムでワークアウトして脂肪を燃やすだけなんてもう古い。今や、脂肪を燃やしながら発電する時代なのだ!

アメリカはポートランドに、ワークアウトのエネルギーを電力にして運営している、世界で唯一のフィットネスジム「Green Microgym」がある。Green Microgymは、発電タイプのフィットネス設備や機器を使った自家発電と、ソーラーパネルの設置によって、ジムで必要なエネルギーの約40%をまかなっている。

また、このジムは、エネルギーの自家発電だけでなく、徹底したコストカットをしている点で、他のジムとは一線を画している。

天井のファンに照明、テレビなどは省エネルギーの製品を使用。水洗トイレも2倍流れる節水対応。事務書類のペーパーレスのために、入会手続きや支払・請求はすべてオンライン対応。さらに、人件費削減のため、スタッフは常駐していない。会員はカードキーを使い、自分でジムの鍵を開けて利用する。365日AM5:30〜23:00までの営業時間中、自分の行きたい時にジムに行き、自分で必要な部屋の電気を点け、自分で消して帰るのだ。常駐スタッフが居ないのは心許ない気もするが、カメラでリモート監視されているので、セキュリティはご安心を。トレーナーが必要な時は、事前にオンライン予約すれば、その時間にジムに来てくれる。

コストはカットしていてるけれど、設備は普通のジムと同じくらい充実している。万が一、Green Microgymで足りないことがあれば、他のジムを格安で利用できるサービスもある。また、時にはエネルギー節約と気持ちのいいロケーションを求めて、外の公園でワークアウトすることも!
確かに、今までのジムがなぜ屋内ばかりだったのか、不思議に思えてくる。

気になる料金はと言うと、登録料は100ドルで、会費は月々49ドル。なかなかリーズナブルなお値段。地球に優しいだけでなく、お財布にも優しい。それから、実際にGreen Microgymには通えないけど、こういう先進的な取り組みはぜひとも応援したいという人向けに、経済的理由からこのジムに通えない人たちのスポンサーになるプランもある。

驚くべきは、このジムでは、お金は払うだけじゃない。発電系の設備や機器でワークアウトすると、1時間につき10ドルがもらえるのだ。貯めたお金は、このジムでお水を買ったり、指定のカフェでお食事することに使える。

良いことだらけのスポーツジムGreen Microgym。オーナーのAdam Boeselは、こういうジムを経営したい人には、1時間125 ドルで相談に乗ってくれるらしい。「こんな魅力的なジムが近所にあれば通うのに」と思っている人は、誰かが作ってくれるのを待つのではなく、自分で作ってみるのはどう?

writer ライターリスト

的野 裕子

的野裕子(Yuko MATONO)。福岡生まれ。大学入学をきっかけに東京に住み、数年前に福岡に戻る。サイトデザイン、コンテンツプランニング、サイトマネージメントなど、WEBサイトに関わる仕事を生業にしてきた。理に適っているデザインが好き。ユーモアのあるデザインも好き。そういう心あるデザインの良さをもっと人に伝えていきたくて、次第にWEBサイトで文章を書き、情報を配信することが中心となる。2006年にアシュタンガヨガを始めてからは、生活のあらゆる場面でのチョイスが、シンプルで無理と無駄のないものとなってきた。荷物は軽く、心も軽く、ヨガを通じて旅を続ける毎日。

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