グリーンビジネス

使い捨てなのにこの美しさ!環境に優しい紙食器「WASARA」

池田 美砂子 2008/12/24



WASARA

WASARA

屋外でのバーベキューや人が集まる立食パーティー、人数分のお皿や食器をそろえるのに便利なのは使い捨ての紙皿や紙コップ。でも紙皿は味気なく、おもてなしとは程遠い……そう思ったことはないだろうか。そんな方にオススメなのが、こちらの「WASARA」。一見、これが紙?と目を疑うおしゃれなフォルムが印象的なこの食器、実は土に還る非木材でできていて、環境にも優しいのだ。

それってどういうこと?と思った方は下記へ。

WASARAの素材となっているのは葦(あし)と竹、そしてバガス (さとうきびの搾りカス)のパルプ。葦と竹は生命力が強く、枯渇することがないと言われている植物。バガスは、さとうきびから砂糖の原液を搾り取ったあとに生まれるもので、捨てられることもあるが、紙の原料として優秀な素材なのだとか。WASARAは、これらを使うことで限りある資源を最大限に有効活用しようという商品。やがて土に還り、そこから新しい生命が生まれる。さらに、その循環の過程で使う私たちの心も潤してくれる食器なのだ。

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WASARA

そして、特筆すべきはそのこだわりのフォルム。たとえば写真の角皿。持ち手の位置や曲線が絶妙で、実際持ってみると非常に安定感があるだけではなく、とても紙とは思えない滑らかな質感がなんとも心地よい。使うのがもったいなくなってしまうほど、完成された美しさがそこにはある。

WASARAは、日本で昔から受け継がれてきた美意識や価値観から生まれたもの。確かに、世界有数の洗練された食文化を持った日本ほど食器の素材やフォルムにこだわりのある国は他にないかもしれない。料理や食材、季節によって器を選ぶという豊かなおもてなしの心。この商品は、紙皿でありながら、それを十分に表現できるものに仕上がっている。

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WASARA

今年8月末の販売開始以来、7月に行われた洞爺湖サミットでの食のプレゼンテーションで使用されたり、都内で展示会が開かれたりと、各方面で話題を集めてきたが、現在は、東京を中心としたインテリアショップや百貨店での取り扱いのほか、12月にオープンしたばかりの、オンラインショップでも角皿、丸皿など7種類の食器を販売している。今後も、順次新商品の発売を予定しているとのこと。

「使い捨て」の概念を覆すWASARA。ぜひ一度、手にとってその感覚を味わってほしい。そして、友人を集めてちょっぴりエコなホームパーティ、いかがですか?

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ライター紹介
池田 美砂子

池田美砂子(Ikeda Misako)。愛知県出身、茅ヶ崎在住。大学卒業後、電機メーカーのSEとして勤務中に気象予報士を取得し、気象業界へ転職。メディア向け気象情報のコンテンツプロデュースを手がける。現在は気象から環境、サステナビリティへとテーマをシフトし、フリーライターとして取材に執筆に勤しむ日々。茅ヶ崎で海のある生活をのんびりと楽しみながら文章を書き、ハイタッチ隊、green drinks Shonanの活動にも参加中。今のテーマは、インタビューにより人の想いを伝えること、現場に足を運び、場を伝えること。

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