Motherhouse

カルチャークリエイティブ

レジ袋、なかったことになる広告

ecogroove 2008/10/15

bagad.jpg

土に埋めたりすると
自然に分解するプラスチック、
最近増えてきてますよね。

今日はそんなプラスチックでできた
レジ袋を導入したスーパーの広告です。

足がついた看板が、
レジ袋の形にくり抜かれています。

そして、その下にはこんなコピーが。
「100%生物分解のレジ袋にしました。」

ウマい!
まず、本来何かがあるべきところに何かがない、
というだけで「アレ?」と注目しちゃいますよね。

何だろうと近づいたところで、
「なるほどね」と思わせる
答のようなかたちでコピーが書かれているんです。

実にインパクトと説得力がある
コミュニケーションです。
それでいて、いかにも
「いいことしてます」という顔つきを
していないのも素晴らしいですね。

取り組みをクールに伝え、
それがいいことかどうかは受け手にゆだねる。
そんな割り切りがあっての突き抜けた表現。

人生でもそうですが、
捨てることで身軽になって、
より目的を果たしやすくなるんですね。

情報があふれる世の中です。
より効率的にメッセージを伝えるために、
内容はシンプルであるべきですね。

メッセージはシンプルに、表現は豊かに。
1960年代にDDBが確立した
広告表現の鉄則は、いまこそ、
より重要になってきているように思います。

ecogroove

丸原孝紀。1976年京都生まれ。コピーライター(東京コピーライターズクラブ会員)。広告代理店に勤め、企業に社会貢献型のコミュニケーションを提案するとともに、NGO/NPOのクリエイティブを積極的にサポートしている。●モットー「書き続ける。この世に言葉と問題がある限り。」●主な仕事:R水素ネットワーク、MAKE the RULE、チョコレボ、フェアウッド・パートナーズ、水Do!、エコロギフトなど。

☆HP : ecogroove

☆twitter:@ecogroove

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