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世界を虹色に変える! 新聞紙の色鉛筆「O’BON Colour Pencil」

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photo by O'BON

赤色はオウム、緑色はワニ…。12種類の生き物の模様がプリントされた色鉛筆を使えば、今にも動き出しそうな絵が描けそう! このキュートな色鉛筆、なんと新聞紙でできてきるのだ。

この色鉛筆を生み出したのは、アメリカのエコ文具会社「O’BON(オーボン)」。環境に与える負担を少しでも減らそうと、木ではなく古新聞やチラシを再利用して色鉛筆を作っている。「O’BON Colour Pencil」は、「森の緑を少しでも守れますように、野生生物が安心して暮らせますように」という願いが込められているのだ。

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この色鉛筆を作るには、まず新聞紙のシワを伸ばしてロールオン方式という方法で上質の芯に巻きつける。紙を貼りあわせる糊には、安全性を考えたオリジナルの水性糊を使用していて子どもが使っても安心。また、安全基準EN71認証(重金属経口摂取の安全性の検査)も受けている。けれど、新聞紙だと水に弱いのでは? ご心配なく。耐久性や書き味、削り感も一般の色鉛筆と変わりはない。

新聞紙の再利用といえば、ノートやメモ帳など紙製品というイメージ。古紙の再利用製品は難しいとされているなか、色鉛筆の実現化は明るい知らせだ。また、難しい環境の話をしなくても、使用者に自然と環境のこと考えるきっかけになる。地球を“虹色”に変える色鉛筆で、手紙を書いたりスケッチをしてみては?