東京ガスが木くずを使用したバイオマス発電へ参画 

tokyogas

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by esagor

「ガス・パッ・チョ」のCMでおなじみの、東京ガス。この大手ガス会社が、このたび木くずを使った「バイオマス発電」に参入すると発表した。

バイオマス? と思ったあなた。バイオマスとは、家畜排せつ物や生ゴミ、木くずなどの動植物から生まれた再生可能な有機性資源のことをさす。燃やしても二酸化炭素が増えたとみなされず、地球温暖化防止はもちろん、廃棄物をエネルギー化できるということで、期待もされているものだ。

今回東京ガスが出資を決めたバイオマス発電は、オリックスの子会社で群馬県東吾妻町にて建設を進めている「吾妻バイオパワー」。独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の後押しを受けている事業で、4%強を出資するという。

バイオマス発電の仕組みは、同県内などで発生した廃材などの木くずチップを燃料に、ボイラー・蒸気タービンにより発電するというもの。2010年度から、約2万3000世帯の年間使用量に相当する電気を作る予定だ。作った電力は東京ガスが全量購入し、同社が出資する新規電力事業者のエネットに供給するという。

東京ガスはほかにも、天然ガスを燃料に使う火力発電所や風力発電も手掛けている。バイオマス発電をとおして、環境に配慮した再生可能エネルギーの利用拡大につなげる試みだ。

ガス事業は、電力会社と比べてエネルギー供給普及においてやや劣勢であるのが現状。環境分野で事業を拡大し、価値を高めるというもの当然のことといえるかも。とはいえ、地球にも環境に優しいことだし、これからもどんどん力を注いでほしいものだ。