余命13年!? パプアニューギニアの熱帯雨林に迫る危機!

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by perjano2

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世界の6〜7%の動植物種が生息するパプアニューギニアの豊かな森。このまま熱帯雨林の急激な破壊が続けば、人間が立ち入り可能な森の83%(全森林面積の53%)が、2021年までに壊滅、または深刻な被害を受け恐れがあるという。

これは、パプアニューギニア大学とオーストラリア国立大学の調査リポートによるもの。パプアニューギニアに広がる熱帯雨林の30年分の衛星写真を解析した結果だ。1972年に国土の82%(3800万ha)を覆っていたパプアニューギニアの熱帯雨林は、輸出用木材の伐採などにより、2002年には71%(3300万ha)に減っていた。つまりは、30年の間に15%(500万ha)の熱帯雨林が消滅したことになる。

パプアニューギニアの森で進む破壊の証拠が初めて明らかになったことについて、同国のベルデン・ナマ森林大臣は、

これまで私たちは森が無限だと思っていた。もしこのリポートが、未来に森を確実に残すための薬なら、苦くても飲み込まなければならない

と話しているそうだ。

余命13年──。あまりにも短すぎる。とはいえ、今や1秒間に1900平方メートルが砂漠化しているという時代。世界が灰燼に帰すのを食い止めることができるのは、私たちにほかならないのだ。