コンビニのエコ競争に火がつくか!?ローソンがCO2排出権を販売開始

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by OiMax

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先ごろ話題になった深夜営業の停止問題などで騒がれたコンビニはエコと縁遠いものだと思われてきた。しかし、昨今の環境問題に対する煽りを受けてか、先陣を切ってローソンが本格的に環境問題への取り組みを開始したようだ。

ローソンでは4月8日から自社が購入したCO2排出権を消費者に販売する「CO2オフセット運動」を開始する。購入したのは、アルゼンチン・パタゴニア地方の風力発電プロジェクトで削減した分のCO2排出権約1万トン。これを200kgあたり1050円、500kgあたり2500円、1トンあたり4500円の3パターンで販売する予定だ。また、ローソンの会員カード「ローソンパス」や「マイローソンポイント」のポイントで50ポイント単位でCO2排出権10kgと交換することもできる。現在サイト上では、消費者が自分に必要なCO2排出量を簡単に算出できるように「CO2家計簿」の提供もされているので、まずは自分のCO2排出量を知ることからはじめてみるのもいいだろう。なお、今回販売されるCO2排出権は、京都議定書における日本の6%削減目標に計上されるということだ。

さらに、ローソンでは1店舗あたりのCO2 排出量を、2012年までに2006年対比で10%削減することを目標とするCO2の排出削減自主行動目標を発表した。これは、総量で2006年比年間約6万トンの削減に相当するという。

気になる具体的なCO2削減策はこちら。

(1)新規オープン店舗へ「省エネパック」(要冷空調一体型システム)を導入
 冷凍用室外機、冷蔵用室外機、空調用室外機を一つにまとめることにより効率化を図ります。

(2)既存店へ「エコパック」を導入
 温度センサーで店内温度を測定し、冷凍機、空調機、防露ヒーターのガス圧を店内負荷に合わせて自動制御します。

(3)照度を制御する自動調光照明システムを導入
 窓側の蛍光灯に太陽光を感知して余分な照度を制御するセンサーを取り付け、消費電力を削減します。

(4)看板の照明に反射板を導入
 反射板の導入により明るさを確保し、蛍光灯を半数に削減。

ローソンホームページより

以前よりエコ活動では一歩前を進んでいたローソンだが、今回のさらなる取り組みにより、他のコンビニも傍観者というわけにはいかなくなった。「コンビニといったってこれからは単に便利なだけでは行きません!環境にやさしいところが一番!」そんな消費者の姿勢がますます重要になってくるだろう。