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9 years ago - 2007.10.28

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ミャンマー(ビルマ)軍事政権にパンティを贈ろう! Panty Power Campaign(パンティパワー・キャンペーン)

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今、世界各国のミャンマー(ビルマ)大使館に、大量の女性の下着、そう、「パンティ」のプレゼントが届き始めているという。これは、「世界各国の女性たちが、ミャンマーの軍事政権による民主化デモ弾圧に抗議する意思表示」(Lanna Action for Burmaウェブサイトより)なのだとか。

ミャンマーの隣国であるタイのチェンマイに本拠を置く女性団体Lanna Action for Burma(ランナ・アクション・フォー・ビルマ)が10月16日より開始した「Panty Power Campaign(パンティパワーキャンペーン)」は、現在、タイ、オーストラリア、シンガポール、イギリス、スイスのミャンマー大使館宛てにパンティがを贈られ始めているという。

イギリスの新聞ガーディアンの2007年10月19日付記事「アクティビストが各国のビルマ大使館に下着を送る」(翻訳:greenz.jp)によると、

「タン・シュエ将軍を含むビルマの軍事政権中枢はとても暴力的ですが、それだけでなく、迷信を信じています。女性の下着(使用済み、未使用にかかわらず)もしくはソロン(腰巻きスカート)に触れると、持っている力を吸収されると考えています」とLanna Action for Burma Committee.のジャッキー・ポラックはガーディアンに語った。

とのこと。なるほど、国際社会がどれだけ抗議しても、経済制裁を行っても、今までの方法ではミャンマーが民主化しないということで、このようなキャンペーンを思い立ったわけである。また、同記事によると

現在、数百のパンティが発送されたと、同キャンペーンのキャンペーナー リズ・ヒルトンは語った。また「あるグループはスイスのジュネーブにあるミャンマー大使館に140枚のパンティを送りました」とも。

今回のキャンペーンは、僧侶たちが立ち上がって始まった今回の民主化デモに対する軍事政権の暴力的対応に対して、一般の女性の意思を表明する機会をつくるための、真剣な試みだ、とジャッキー・ポラックは語る。

「EUと世界各国政府による非難はほとんど軍事政権に影響を与えなかった。軍事政権が世界からの非難を感じてもらうための行動でもあります。ビルマ政府は女性への暴力で有名です。少数民族を支配するために、レイプを行っている証拠も多数あります。このキャンペーンは、世界中の女性が、怒りを表明する手段なのです。

そもそも、このキャンペーンが始まった背景を見てみよう。Wikipediaの項目「2007年ミャンマー反政府デモ」によると、ミャンマーで2007年8月中旬に始まった民主化を要求する抗議の波は、9月中旬からは何千人もの僧侶たちも行うようになり、最終的には3〜10万人にまでふくらんだ。軍事政権側は軍特殊部隊を使って寺院を急襲、抗議勢力の僧侶を逮捕・拘束した他、市民デモ隊への発砲などの強行手段を行使した。

そして9月27日、ヤンゴンでジャーナリスト、長井健司が抗議デモの鎮圧を撮影中にミャンマー軍兵士に至近距離から銃撃された。反体制のラジオ局ビルマ民主の声 (DVB) は、日本のカメラマンを含む9人の一般人が軍隊によって銃撃され、殺されたと報じた。

同キャンペーンのウェブサイトには「これは、あなたのパンティパワーを使って、”国家平和発展評議会”(ミャンマーの軍事政権の最高決定機関)の力を失わせるチャンスです。最寄りのビルマ大使館に郵送するか、直接届けるか、投げつけましょう。今日から、今すぐ、なるべくたくさんのパンティを!」と書かれている。

あなたのパンティ、最寄りの大使館に送ってみる?

やり方はこうだ。

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この将軍様がたの写真をプリントアウトして、

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パンティに貼る!

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貼って、貼って、貼りまくる!

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どうです、簡単そうでしょ?

ちなみに、日本での送り先はコチラ。

ミャンマー連邦大使館
Embassay of the Union of Myanmar in Japan
〒140-0001 品川区北品川4丁目8-26
電話:03-3441-9291、03-3441-9294
特命全権大使:フラ・ミン 閣下
H.E. Mr. Hla Myint

在神戸ミャンマー連邦名誉領事館
Honorary Consulate of the Union of Myanmar in Kobe
〒650-0045 神戸市中央区港島6-6-2
電話:078-303-3711
名誉領事:長手 孝 氏
Mr. NAGATE Takashi

writer ライターリスト

鈴木 菜央

鈴木 菜央

greenz.jp編集長/NPOグリーンズ代表理事 76年バンコク生まれ東京育ち。2002年より3年間「月刊ソトコト」にて編集。独立後06年ウェブマガジン「greenz.jp」創刊。07年よりグッドアイデアな人々が集まるイベント「green drinks Tokyo」を主催。メディアとコミュニティを通して持続可能でわくわくする社会に変えていくことが目標。著作に『「ほしい未来」は自分の手でつくる』

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