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グリーンビジネス

2100年、あなたの家は水面下?

鈴木 菜央 2007/10/02

地球温暖化が進行し、南極の氷が大規模に溶け出すと、水面が上昇すると言われている。地球温暖化の影響で海面上昇をリアルに感じることができるウェブサイトが「Flood Maps」だ。
floodmap

映画「不都合な真実」でもっともショッキングな場面のひとつが(というか、全編ショッキングだが)、バングラデシュやマンハッタンが海面上昇によって次々と海に沈んでいく場面だ。2001年に出されたIPCCのシミュレーションによると、1990年から2100年の時点での海面上昇値は低くても0.09m、高いと0.88m上昇するという。

しかし、もっと上昇するのでは、とする研究結果も出ている。

WIRED VISION / ニュースアーカイブ / 地球温暖化:海面上昇は12メートルに及ぶ? より

オッペンハイマー氏はインタビューの中で、『気候変動に関する政府間パネル』(IPCC)の資料を引用し、海水面は2100年までにさらに100センチ上昇する可能性があり、そうなると高水位線がおよそ90メートル内陸に移動し、フロリダ州やバングラデシュ、マンハッタンの大半でさえ水に浸かることになると話した。

 しかし、このシナリオは、グリーンランドや南極の巨大な氷床が今の状態を保つという仮定に基づいている。グリーンランドや南極西部[ウェッデル海から西、ロス海から東の部分]の氷床がもし融解するようなことになれば、海水面は12メートル以上上昇するとオッペンハイマー氏は語る。

となると、気になるのはうちは大丈夫?ということだろう。そこで、Flood Mapsで、調べてみよう。以下に埋め込んでみた。左上のSea Level Riseで海面上昇値を入れることができる。

Flood Maps

実は、海面上昇の影響はさまざまなところに及ぶと言われている。海抜の低いオランダ、ドイツ北部、デンマーク、バングラデシュ、ベトナムなど海抜以下の地域を抱えた各国、オセアニア諸国、モルディブなどで影響が大きいと言われているし、ツバルではすでに集団移住が計画されている。

これはニューヨークのマンハッタンが水没した様子の予想CGだ。
海面上昇で海に沈んだマンハッタン

こちらはマイアミが水没する様子を予想した動画。

さまざまな影響の中でも意外なのが、地下水位上昇による、地下鉄などへの影響だ。ウィキペディアによると「東京などでは近年、地下水の上昇に伴い、地下駅の浮力の上昇が問題となっている」とのことだ。

実際、すでに海面上昇は始まっているということなんだろうか。さあ、あなたはこの問題の前で、なにから始めてみますか?

鈴木 菜央

鈴木菜央(Nao SUZUKI)。greenz.jp編集長。株式会社ビオピオ取締役。76年バンコク生まれ。6歳より東京で育つ。2002年より3年間「月刊ソトコト」にて編集・営業として勤務。05年に独立、以後アースデイ東京公式ライフスタイルガイドブック「地球の日の歩き方」を編集。06年「エコスゴイ未来がやってくる」をテーマにしたメディア「greenz.jp」を公開。07年グリーンズLLP設立。各媒体へのエンタメ系環境ニュースの提供、企業の環境マニフェストや環境・サステナビリティをテーマにした紙媒体の編集・ディレクション、社会的キャンペーンのディレクションなどを手がける。

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