12月第5週の旬はササニシキ

命のお米、召し上がれ!
今週は命の源、食の源流、お米です。日本人なら一度は味わってみたい、昔ながらの天日干しの有機ササニシキを玄米のままおいしくいただくレシピをご紹介します。

イネの原産地は中国南部の雲南からラオス、タイ、ビルマへと広がる山岳地帯とされています。ここから南のインドや東南アジアに広がったのが、高い湿度と気温に耐えられるインディカ種のお米。北の方に広がったのが、寒さに強いジャポニカ種のお米。日本には縄文時代後期の九州に、ジャポニカ種が伝わりました。

今回届いたお米は、宮城県の色麻町で採れた有機ササニシキです。色麻町は豊かな山に抱かれた土地。この山からの栄養たっぷりの水がおいしいお米づくりのポイントです。化学肥料はもちろんのこと、堆肥など有機質の肥料も使わずに、土と、この山からの清水のチカラだけでお米を育てているのです。

さらに、このお米がスペシャルなのは、天日で乾燥させていること。今は、イネ刈りのときにコンバインで、もみ(食べる部分)とワラを分けて、機械で乾燥させるのが一般的なやり方。一方、昔ながらの天日干しではもみがワラについたままの状態で、畑で棒にかけて乾燥させます。こうすると、乾燥しながらワラの最後の栄養分がお米に移ってお米が熟すのです。天候に左右されて機械干しのお米より出荷は遅くなりますが、力強い味に仕上がります。

『自然の恵みを分けて頂く』という謙虚な気持ちで作られたこのお米。採れる量は多くはありませんが、かみ締めると滋味あふれる豊かな美味しさが広がります。

玄米炊き込みごはん

ー材料(4人分)ー
玄米            3カップ
水      玄米(固形量)の1.3倍
切り干し大根         15g
ひじき            10g
醤油             15ml
みりん            15ml
塩             小さじ1

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ーつくり方ー
1、玄米はさっと水洗いし、8時間程度水に浸す。
2、ひじきと切り干し大根をそれぞれ別のボウルでぬるま湯で湯戻しする。切り干し大根の戻し汁は捨てずに取って置き、1〜2cm程度のみじん切りにする。
3、玄米の入った鍋に食材を入れ、切り干し大根の戻し汁、調味料を入れる。
4、圧力鍋の蓋をせずに火にかけ、ぷつぷつとなったら蓋をしめて圧力をかける。
5、圧がかかったら弱火にして30分ほど火にかけ、最後に10分ほど蒸す。

*編集部味見録*

切り干しダイコンとひじき。ビタミン、ミネラルたっぷりの乾物が入った玄米炊き込みごはんです。つぶつぶした玄米の食感と深いお味は食べ出すとクセになります。口の中に広がる日本の味のハーモニー。ぜひ一度お楽しみください。玄米は消化されにくいので、よくかんで食べてくださいね!

この企画「なるほど! 今週の旬の有機野菜」はオーガニックナビ
http://www.organicnavi.com/とのコラボレーションにより、実現しています。
野菜に関するお問い合わせはオーガニックナビまでお願いします。

生産工程管理者:浦山利定さん
登録認定機関:環境保全米ネットワーク