ナマケモノ倶楽部

みんなでナマケモノになっちゃおう!
ナマケモノ倶楽部って名前を聞いてまずはじめに「どうしてナマケモノなの?」ってみんな疑問に思っちゃうよね。実は、ナマケモノ倶楽部(略してナマクラ)のモデルとなっているのは、中南米の熱帯雨林に生息する動物ナマケモノ。

「スロー・イズ・ビューティフル」をキーワードに、たのしく環境文化運動に取り組んでいるナマケモノ倶楽部は、ナマケモノに見習おうという思いを持つ人たちが集まっているNGOです。

どうしてナマケモノなの?

ナマクラのモデルとなっているナマケモノは、のんびりと木の枝にぶらさがって一生の大半をすごし、「低エネ」「非暴力」「共生」「循環型」のコレぞ「ザ・スロー」なライフスタイルを持っています。

そんなナマケモノに学び、できるだけ電気やガスなどのエネルギーを使わず地球にやさしい生き方を実践して周りに広めちゃおう、っていうのがナマクラの目指すところ。このスタイルが、でんきを消してスローな夜をすごすエコイベント「100万人のキャンドルナイト」や水筒やマイ箸を持ち歩くエコでおしゃれなムーブメントとして広まっています。

人や自然とつながりなおすエコイベントやツアーを開催

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ライフスタイルフォーラムにも参加

今年2006年は、「GNH−『本当の豊かさ』を問い直す」キャンペーンを全国的に展開。GNHとは「Gross National Happiness 国民総幸福量」のこと。ブータン、オーストラリア、カナダからゲストを招き、オカネやモノでは計れない「本当の豊かさ」を語り、描き、歌い、学ぶイベントが全国各地で開催されました。

ナマケモノ倶楽部が主催する人や自然とつながりなおすきっかけとなるイベントやスローツアーに参加したら、楽しくエコなライフスタイルにシフトできるきっかけをもらえそう。

個性豊かで魅力あふれる3人の世話人の正体は?

ナマケモノ倶楽部を発足させたのは、文化人類学者・環境運動家で『スロー・イズ・ビューティフル』の著書でもある辻信一さん、フェアトレードでコーヒーなどを輸入する(株)ウインドファームスロービジネススクールを立ち上げた中村隆市さん、シンガ−・ソングライターで環境活動家のアンニャ・ライトさんの3人。

辻信一さん
中村隆市さん

エクアドルを共に旅した3人がそれぞれの得意分野(環境・文化・エコビジネス)を活かした運動をはじめようと意気投合したのがきっかけだったとか。

この3人が中心となり、スローライフの提案と実践、フェアトレードによる世界の環境活動支援を展開してきました。

アンニャ・ライトさん

いのちを大切にするスロービジネス

このほかナマケモノ倶楽部が実践しているのは「スロービジネス」の企画と支援。フェアトレードとスローライフを軸にした環境共生型ビジネス「スロービジネス」を応援し、スローカフェスローゆっくり堂スローウォーターカフェといった関連会社が次々と立ち上がりました。NGOだけにはとどまらない新しい展開に注目したいところ。

ナマクラであることの魅力って?

ナマケモノ倶楽部の事務局は、現在3人のスタッフで運営されています。事務局長の馬場直子さんは、「60歳まで働ける仕事に就きたい!」

馬場直子さん

ということで6年間勤めたホテルを退職し、1999年7月のナマケモノ倶楽部発足ミーティングからこの仕事に関わりました。

少人数のスタッフでさまざまなキャンペーンを展開しているので、仕事はかなり忙しいけれど「たのしくエコ&スローライフを長続きさせる秘訣は、がんばりすぎないこと!」と馬場さんは語っています。

そしてナマケモノのスタッフをやってよかったことという質問に対して、事務局の小林祐哉さんは、「スローライフを意識して生活する事によって、面白くステキな人や物事に沢山出会えたこと」と答えてくれました。

そして今後も「出会えた人や物事と自分が繋がったり、それぞれが繋がる役割を果たすことによって生まれる、よりステキなことを実践、提案していきたいです」とのことです。

楽しみながらスローなライフスタイルを実践していきましょう

左:小林祐哉さん 右:半農半Xの提唱者塩見直紀さん

ところでナマケモノ倶楽部の会員になるとどんなことできるのでしょうか。関連イベントやエスローツアーへの優先参加、地域通貨「ナマケ」への参加、WWOOFやボランティア活動の情報提供など、さまざまな活動に参加ができます。

ボランティアグループ“ナマクル”のみなさん

寄付をしたり情報を得たりするだけでなく、参加することによって楽しみながらスローなライフスタイルを実践できる、そんなエコスゴイナマケモノ倶楽部にぜひ参加してみませんか?

☆ナマケモノ倶楽部http://www.sloth.gr.jp/
☆辻信一 greenz インタビュー
ブータンGNHツアー2007