エコビレッジが教えてくれたこと

4か国、8か所のエコビレッジを巡って
これまで9回にわけて、私が実際に訪れたエコビレッジを紹介してきた。最終回の今回はエコビレッジへの想いを綴りたい。

これまで4か国8か所のエコビレッジを訪れてきた。そして、一様に強く感じるのは、ヨーロッパに散在するエコビレッジは“ポジティブ思考の塊”だということ。エコビレッジに集う人の多くが、今ある社会への懐疑をより前向きにとらえ、それを頭の中で考えるだけではなく、しっかりと行動に移している。

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エコビレッジを訪れる以前、学生という身分で、もちろん社会に出たことのなかった私には、自分の中にある「理想の社会」というのは曖昧なものでしかなかった。しかし、エコビレッジでさまざまなバックグラウンド、価値観、人種の人たちと一緒に協働し、生活することで、他者と助け合って生きることのすばらしさ、自然の恵みのありがたさを“じか”に感じることができた。

大学卒業を来年に控え、私はいま、社会に直接インパクトを与えられる活動に携わっていきたいと考えている。エコビレッジを訪れる前の私だったら、そんなことを思いつきもしなかっただろう。これもすべてエコビレッジが私に教えてくれたこと。多くの人たちが自らの人生を賭けて理想を実践している、ポジティブでクリエイティブなエコビレッジのおかげなのである。

次回からはハワイのエコビレッジをご紹介します。